こんにちはー 野菜が高くてブナシメジしか買えないドロンパです
音楽って生活の中に馴染んでいて、朝通勤途中、車の中で聴いたり、トレーニングジムで聴いたり街に出れば、いろいろな音楽を耳で感じる事も多いです
暗闇の中の音楽
以前こんな経験をしました
交通事故に遭い、MRIで検査をする事があったのですが、事前に好きな音楽のジャンルを書類に記入する事がありました(いくつか選択できる)
僕はJAZZを選択しました
MRI検査当日、なんとMRIの中の暗闇からJAZZが流れてくるではありませんか
狭く暗いあの機械の中で、かなり長い時間を過ごすのはなかなか辛いものです
しかも機械の音は恐ろしいくらい大きな音がするのです
中で聴こえる音楽は、恐怖で一杯の俺の気持ちを和らげてくれました
こんな所でも音楽って活用されているんだと感動した記憶があります
そんな音楽ですが、今はCDだけでなく、アレクサに話しかければお気に入りの曲を流してくれたり、携帯からもダウンロードした音楽を気軽に聴ける時代になりました

A面とB面
昔は音楽を聴く方法はレコードを買って聴くのが主流でした
テレビの音楽番組にラジカセを当ててカセットテープに録音するという必殺技もありましたが、茶の間の家族の会話もそのまま録音されてしまう難点はありました 笑
レコードは
・シングルレコードのジャケットだと
180㎝×180㎝
・アルバムレコードのジャケットだと
315㎝×315㎝
特に決まった規格はなかったみたいで、各レコード会社によって微妙に違っていたらしいですが、おおよそ同じ位の大きさでした
色は黒が主流でしたが、透明や赤などのカラーレコードも当時あったのを覚えています

ジャケットから見られる芸術
今とは違いレコードジャケットもかなり大きかったので、アートワークとしても十分表現できていて、今でもアルバムを額に入れて飾りたい作品が多くあります
個人的に好きなアルバムジャケットを紹介させて頂きます
キング・クリムゾン / クリムゾンキングの宮殿
イラストのアーティストが鏡を見ながら描いた自身の自画像を発展させて描いた作品
鼻の穴まで描かれたインパクトは1度見たら忘れません
ザ・ビートルズ / アビーロード
レコーディングスタジオの外で撮影されたもの
撮った写真はわずか6枚のみ・タイトルもバンド名もないジャケット
当時ポールマッカートニー死亡説がこのジャケットで噂になりました
・ポールだけ裸足
・背後のビートル(車)のナンバーが「28IF」
もし(IF)ポールが生きていれば28歳だったと意味を示している

大瀧詠一 / A LONG V-A-C-A-T-I-O-N
イラストレーターの永井博さんの作品
誰もいないプールサイドの静かな風景の姿を描いた作品です
当時レコード(LP)を買うとレコードを入れる紙の入れ物がこのジャケットのデザインでした
多分今でも大事にとってあると思います

イーグルス / 呪われた夜
牛の絵が悪魔みたいな怖いタッチで描かれていて俺的にはかっこいいなと思いました
ジャケットはエンボス加工になっており、普通レコードは横から入れる仕様になっているのですが、こちらは上から入れるタイプになっています
ブルース・スプリングスティーン / BORN TO RUN
ブルース・スプリングスティーンの人気を決定づけたのがこのアルバム
ボスの”BORN IN THE U.S.A.”のジャケットもかっこいいけど、このアルバムのフォントのシンプルさやボスのポーズがめっさカッコよくて憧れました
まだまだ飾っておきたいジャケットはいっぱいあります
LPという大きさがあるお陰でジャケットワークも個性的な表現が出来たんだと思います

アルバム1枚の価値観
当時はアルバム1枚を手に入れた喜びはアルバムの大きさに比例しました
特典でポスターが付いたり、レコード盤がカラーだったり初回特典の楽しさが一杯でした
アルバムのA面にプレーヤーの針を落としながらライナーノーツを読むのが大好きでした
ギターやドラムなど、どんなアーティストが参加しているのか
レコードジャケットはどんなアーティストが描いているのか・写真を撮っているのか
解説はどんな解釈でアルバムを語っているのか
末尾の方に書いてあるスペシャルサンクスのクレジットまで目を通して読むのが大好きでした
洋楽なら歌詞カードを見ながら訳詞で詩の意味を知ったり、歌を覚えたりアルバム1枚でとても楽しかったのを今でも忘れません

デジタルの良さ・アナログの良さ
今またレコードブームといいますが、レコードジャケット仕様で発売する音楽が増えてきているとの事です
それは昔のようにLPという大きなキャンパスの中で自由な発想で音楽の顔を表現できるからではないでしょうか
技術の進歩で音は格別に良くなりましたが、レコードプレーヤーに針を落として
1曲目が始まるあのザラザラした音が聴けるアナログもまたいいものだと再認識しました
そして当時、音楽を探しに楽しみにレコードショップに入ったワクワク感がまた音楽で得られるといいなと思っています
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